20080829Fri
■COMIC□週刊ビッグコミックスピリッツ■ MOON(2) / 曽田正人
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半年で一冊サイクルか。capetaと違う楽しみ方は表紙カバーのカラーに現れているかもしれません。この熱量と抽象的な部分の表現方法にMOONの凄みが今後益々出てきそうです。考えてみればcapetaは実に現実的で定量的な数値というものが勝負の要になるわけですが、MOONではバレエを題材としているため(capetaもそうだけど技術的な部分は言うまでもなく重要ですが)いかにオーディエンスを感動させるか、という部分が一番重要なんですよね。となるとMOONほ方が漫画の題材として相応しいのかもしれないなあ。ただ、capetaの熱さも漫画でないと描けませんがね。
またcapetaとの違いは男社会と女社会と捉えていると言ったら怒られそうですけど、capetaは内的なものよりも外的なものと自分の内的な衝動の折り合いがメインなんですよね。実社会=カペタのいる環境に適合していってその中でも自分の譲れない部分に注力する。そこに熱さを感じるわけです。MOON、昴の場合は内的な部分にスポットが当たっていて、昴のいる環境に対しては適合していくというよりは無理矢理ねじ込んでいるという感じ。昴の生い立ちと不遜さなどによるものなんでしょう。
もっと言えば少年誌と成年誌という違いもあるかもしれないな。MOONは昴に鬱々とした部分も感じますからね。しかし、共通項である天才を描くという意味ではホント曽田先生は素晴らしいよ。それはめ組の大吾なんかでも感じたところですけどね。ますます今後が楽しみな曽田正人先生の執筆活動に注目です。シャカリキも早く読まないとなあ。
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