20080526Mon
■COMIC□月刊コミックビーム■ アベックパンチ(2) / タイム涼介
ホントオモシレェなあ。アベックパンチという架空のスポーツを通して織り成す若者達の青春群像というのが作品のメイン。作品全体のセンスというか節々の面白さもメインの魅力を更に増幅させている要因ですね。気になるのが実際「青春群像」といってもフィクションですから、我々の体験談を映す鏡にはなっていない。どれくらいズレているのか…一歩前?一歩後?多分半歩前くらいだと思うんですよね。確かに登場人物イサキ達と似通った青春を送ったことはありますけど少し違う。ちょっとカッコいいんですよね。野暮ったくでダサいはずの彼らがカッコ良く見えるそれがミソなのかなとも思ったり。
2巻には掲載されませんでしたが、3巻に掲載予定の回から2巻巻末にあるように「確かに結ばれた2人の心。その余韻に浸る間もなく、大波が彼らに襲いかかる第3巻!!」と、正に其通りの展開に突入します。上述のとおり2巻までのアベックパンチは読者の半歩前くらいの青春群像だとおもうんですが、3巻から1歩も2歩も前にいくこのカタルシス。堪りません。今何の屈託もなく他人に漫画を勧められるとしたらアベック・パンチかもしれないと今しみじみ思っています。当然コミックビームを購読し始めることを前提にですけど。やっぱり通して読むよりも雑誌で毎回追って行ったほうが面白い作品かなと思います。
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